こんにちは!中野です。
六本木ヒルズの森美術館で開催中、ルイーズ・ブルジョワ展に行ってきました!
副題が『地獄から帰ってきたところ 言っとくけど、素晴らしかったわ』とあるように、ブルジョワの幼少期のトラウマや複雑な家庭環境の記憶を、もがきながら芸術に昇華した作品たちが展示されています。
悪趣味、と言ってしまえばそれまでのような、露悪的であったりグロテスクであったり、「気持ち悪い」「怖い」印象の作品ばかりでしたが、じっと見ているとブルジョワの苦しみや悩みが伝わってくるようでした。
特に印象的だった作品は、『ヒステリーのアーチ』『罪人2番』『家族』の3作品でしょうか。それぞれ彫刻、インスタレーション、絵画とアプローチが全く違い、他の作品も刺繍やホログラムなど多種多様で見ごたえがありました。
見て、感じて、その感情を見つめなおす。忙しない日常の中で、久しぶりに素敵な時間を過ごせました。
他にも気になっている絵画展もありますし、また行きたいと思います。